インターネットが普及し、仮想空間で仕事が出来る世の中。
子ども達の日常から、
「自然に触れる」機会が
どんどん奪われているように感じています。
それでも、
自然体験は子ども達にとって大切だと言われています。
子どもの頃の自然体験がもたらす効果とは、
一体何でしょうか?
日々の時間が限られていて、
身近に自然が少ない現代において、
子ども達が自然に触れるためには、
どうしたらよいでしょうか。
自然体験が多い子どもは、自己肯定感が高い
独立行政法人国立青少年教育振興機構による、
平成28年度の「青少年の体験活動に関する意識調査」で、
自然体験が多い子どもほど自己肯定感が高いという調査結果があります。
自己肯定感だけでなく、道徳観や正義感も高いそうです。
自己肯定感とは、ありのままの自分をよしとして受け入れる力のことです。
日本は諸外国と比べて、自己肯定感が低い人が多い
日本人の自己肯定感は、諸外国の人に比べて低いと言われています。
これは、日本人の奥ゆかしさも影響していると言われていますが、
自己肯定感が低いと、
心だけでなく身体にも影響が出る可能性があります。
自己肯定感が低いと、どうなるの?
![](https://makokolife.com/wp-content/uploads/2022/06/Re_3704688_m-300x168.jpg)
自己肯定感が低いと・・
・自分に自信がない。
・人に自分の気持ちが伝えられない。
・こんなことを言うと、周りの人になんて思われるか心配。
・自分の意見は言わないほうがいいのではないか。
など、どんどんストレスが溜まる一方・・
自分の子どもがこんな風に思う大人になる未来を想像すると・・
かわいそうで仕方ありません。
ストレスが溜まりすぎると、
うつなど、心身にも症状となって現れます。
なので、
「子どもの自己肯定感は出来るだけ上げてあげたい!」
ですよね。
子どもの自己肯定感を
高めるためにおすすめしたいこと
自然体験で自己肯定感を高めたい。だけど・・
自然に触れさせると、自己肯定感が高まるのであれば、
「自然体験を沢山させてあげればいいんだ!」
と、思いますよね。
普段からキャンプに出掛けたり、釣りに出掛けたりしていれば、
「そうですね。ぜひこれからもぜひ続けてあげてください!」
と言えますが、
「あんまり虫、好きじゃないし・・」
「まだ小さくて目が離せないから、疲れそうだし・・」
「毎日仕事が忙しいから、休日は家でのんびりしたいし・・」
というお父さん、お母さんも居ると思います。
まずは図鑑から始めてみませんか?
「自然体験が良いっていうから」と、
無理して闇雲に川に行ってみるよりも、
まずは、「図鑑を見せてみる」ことがおすすめです。
図鑑はお家でも楽しめますし、
お子さん1人でも見れますし、
ごきょうだいで見ることも出来ますし、
お父さん・お母さんと見ることもできます。
「これ、何だろう?」と思ったら、
情報が載っているので、すぐに知識を深めることができます。
(この情報は、ぜひ大人が読み聞かせてあげてください^^)
図鑑は、子どもの興味・関心を引き出すのに、
もってこいのツールです。
自然に触れるのが苦手なお父さん・お母さんは、
図鑑で子どもの興味を引き出してから、
「これを見てみたい」
「これ、捕まえてみたい」
というお子さんの要望に答えるというアプローチがおすすめです。
お子さんの要望には、親としては答えてあげたいですものね。
家で植物を育てるのもおすすめ
お家時間が好きな方には、
お家で野菜や花を育てるのもおすすめです。
野菜より一年草の花のほうが育てやすいです。
野菜を上手に育てることは難しいことですが、
収穫の楽しみがあります。
良い香りのハーブを育てることも、
五感が刺激されることもあり、よい体験になります。
お家で植物を育てれば、虫も遊びにきますし、
植物が成長する喜びも感じられて、
立派な自然体験になりますよ。
子どもの頃の経験は無限大
「三つ子の魂百まで」と言います。
これは、幼い頃の経験は大人になってからも影響するということです。
子どもの頃に自然に触れていた経験は、
(子どもの頃に自覚は無いけど)
大人になってもなんとなく覚えています。
自然に触れさせることは、もちろん大変良いことです。
でも、「お父さんもお母さんも楽しんでほしい!」というのが本音です。
子どもと一緒に図鑑をみたり、植物を育てたりすることで、
「うちの子って、こんなことに興味があるんだ!」
と、発見するきっかけになると嬉しいです^^。
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